この記事はPCゲーム「かまいたちの夜3 第二部」の感想記事です。ネタバレはしていない積もりですが、ご了承ください。
目次
【プレイ&実況レビュー】かまいたちの夜3 第二部をプレイしてみた!
ゲーム基本情報
タイトル:かまいたちの夜×3
ジャンル:アドベンチャー
開発元:Spike Chunsoft Co., Ltd.
発売日:2024年9月19日
価格:3,960円(税込)
ゲーム概要
本作『かまいたちの夜×3』は、絶海の孤島・三日月島に古くから伝わるわらべ唄をモチーフに、その唄の通りに起きる怪事件の真相を追うビジュアルノベル型ミステリーアドベンチャーです。
今回は、その中でも第二部を中心に、
実際にプレイしながら実況も行った体験をもとに、ゲームとしての面白さと実況向きかどうかの両面からレビューしていきます!
【プレイレビュー】ゲームとしての楽しさは?
ゲームの魅力
『かまいたちの夜3 第二部』は、前作と同様に、
選択肢から得られる情報や伏線を組み合わせて謎を解いていくスタイルのゲームです。
今回プレイしてみて感じた魅力は、以下の3点に集約されます。
① 推理がより論理的に通用するようになった
前作(第一部)では、やや大胆な発想や直感が求められる場面も多く、
「なんとなくこうかも?」という推理が中心になりがちでした。
しかし第二部では、散りばめられた伏線や証拠品をきちんと拾い集めていけば犯人にたどり着けるという構成に進化しています。
つまり、現実的な思考や論理的なアプローチがしっかり通用する推理ゲームになったという印象です。
② 世界観の拡張と没入感の向上
第一部では「ペンション内」で物語が完結していたのに対し、
第二部では**絶海の孤島「三日月島」**が舞台。
- 舞台のスケールが広がり、登場人物たちの動きにも躍動感が出た
- シーンも静止画の遷移だけでなく、動画のようにキャラクターが動く演出が追加
これにより、プレイヤーが物語世界に入り込む没入感が大きく増しています。
③ シリーズキャラの再登場がもたらす深み
第二部では、第一部に登場したキャラクターたちが再登場。
もちろん新顔も加わっていますが、既存キャラたちの変化や変わらない部分を観察するのもシリーズファンとしては楽しみの一つ。
前作をプレイ済みであればあるほど、感情移入や理解の深さが増し、物語の厚みをより一層感じられる構成になっています。

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難易度・捜査感
- 難易度:やや高め(推理がメイン)
- 操作性:クリック操作のみで快適
本作の難しさは、主に推理の難易度の高さにあります。
ただし、物語の中で定期的に振り返りシーンが用意されているため、状況を整理しながら進められる親切設計です。
前作(第一部)に比べると、犯人を特定するための証拠品や伏線が比較的丁寧に提示されている印象で、「現実的な思考」で筋道を立てながら犯人にたどり着けるようになっています。
前作では「マルチ犯人か?」と思うほどアリバイの信憑性が頻繁に変化し、混乱を誘いましたが、第二部ではそのようなノイズが減り、より純粋な推理ゲームとして楽しめる構成に進化しています。
操作面も、基本的には前作と同じくクリックのみで進行する簡単設計。
過去ログはいつでも確認可能で、しかもログから直接そのシーンへ戻ることができるため、選択肢を潰して分岐を探す際も非常に快適です。
やりこみ要素
本作最大のやりこみ要素は、なんといってもマルチエンディング。
- 全21種類のエンディングが用意されており、
- 真犯人を突き止める以外にも、さまざまな分岐を楽しむことができます。
ひとつのエンディングを迎えると、「未確認のエンディングがどれだけ残っているか」が確認可能になり、
それを頼りにコンプリートを目指すモチベーションも高まります。
さらに、先述の通り過去の選択肢シーンに即座にジャンプできるため、
分岐条件を探して再プレイすることが苦にならない親切設計となっています。
筆者は現在、True End と思われるルートを含め、2エンディングのみ達成。
まだまだ物語の全貌は見えていません。
また、シリーズ構成としては『かまいたちの夜』は三部作。
第三部は、第二部の事件の“裏に隠された真相”が描かれるとのこと。
このように、各部が独立しつつも大きな物語へとつながっていく構成は、シリーズを通してのやりこみ要素としても機能しています。
プレイ時間の目安
| プレイスタイル | 所要時間 |
|---|---|
| 犯人特定+事件解決までの効率プレイ | 約5~10時間 |
| エンディング全制覇を目指す場合 | 約11~20時間 |
筆者の場合、6時間ちょっとで2つのエンディングをクリアできました。
いわゆるTrue Endと思われるルートもこの範囲内で到達できたため、
“真相を知るだけ”なら効率的な進行で十分に楽しめるボリュームです。
マルチエンディングの制覇を目指す際も、
過去シーンへスムーズに戻れる設計のおかげで、余分なリプレイ時間が発生しづらく、快適に周回可能です。
総評(ゲーマー向け)
本作は、推理系ゲームが好きな人には強くおすすめできるタイトルです。
- 難しい操作は一切不要
- 推理や伏線をたどることに集中できる
- リラックスしながらも頭を使う良質なビジュアルノベル
一方で、育成・クラフト・自由探索などの要素を重視するプレイヤーにはやや不向きです。
プレイヤータイプ別おすすめ度
| 好みのスタイル | おすすめ度 | 備考 |
|---|---|---|
| コツコツ育成が好き | ★☆☆☆☆ | 育成要素はほぼ皆無 |
| 戦略を考えるのが好き | ★★★★☆ | 犯人特定までの推理構築が楽しめる |
| 自由度の高いゲームが好き | ★★☆☆☆ | 分岐はあるが基本は一本道 |
| ストーリー重視の人 | ★★★★☆ | 第三部に繋がる物語構成あり |
【実況レビュー】このゲーム、実況向き?
実況映えするポイント
本作は基本的に前作と同様、ノベル型のビジュアルアドベンチャーで構成されています。
そのため、「読み上げ+リアクション」だけでも実況として成立しやすいのが大きな特徴です。
特に向いている実況スタイルは以下の通り:
- 🎧 作業用実況(BGM代わりに垂れ流せる)
- 💬 雑談系実況(ストーリーにツッコミや雑談を挟むスタイル)
実況中の進行は次のような流れが多くなると予想されます:
- 自分の推理を展開していく
- 選択肢の内容やストーリー展開、登場人物に対してコメントを挟む
第二部では特に、登場人物の感情表現がより強くなっており、個性豊かな新キャラも多数登場。
そのため、ツッコミが非常に映える構成になっています。
プレイヤーのセンス次第で、実況がグッと面白くなる可能性が高いです。
視聴者にウケる要素
このゲームには、実況を観る側にとっても楽しい要素が豊富にあります。
面白くなる要素の具体例:
- 事件発生時の緊迫感やサスペンス演出
- ノベル形式特有の「読み聞かせ感」や独特の雰囲気
- 選択肢に紛れ込む笑えるネタ・ツッコミどころ満載の展開
- キャラクターのクセやセリフまわし
- 視聴者と一緒に推理・考察していける物語構造
実況者が声のトーンやテンポを工夫すれば、**「見るだけでも楽しい作品」**に仕上がります。
特にリアクションが得意な人にはうってつけのタイトルです。



実況のしやすさ
- 実況難易度:簡単
このゲームは、読み上げるだけで間が持つタイプのノベル系ADVであるため、
実況初心者でも比較的取り組みやすい作品といえます。
特に以下のような実況スタイルに向いています:
- 声に自信がある人の作業用BGM実況
- 雑談を織り交ぜながら展開していくトーク寄り実況
- ツッコミやリアクションが得意な人向けのネタ拾い型実況
一方で編集面では少し工夫が必要です。
- 推理物であるため、前後の流れが大事
- 下手にカットを入れると視聴者が置いてけぼりになる可能性がある
- 結果として、やや間延びした動画になりやすい
カット編集のバランスには注意が必要ですが、構成力やテンポ感を鍛えるには良い練習素材になるかもしれません。
総評:実況者向け評価
このゲームは、作業・雑談スタイルに非常にマッチしており、
ツッコミのセンスがある実況者ほど魅力を引き出しやすい作品です。
ただし、自由度の高いボケやアクションによる“スーパープレイ系”には向いていません。
実況スタイル別おすすめ度
| 実況スタイル | おすすめ度 | コメント |
|---|---|---|
| 作業用実況(BGM代わり) | ★★★★★ | 読み上げるだけで成立。リスナーも流し聞きしやすい |
| 雑談系(ダラダラ実況) | ★★★★☆ | 事件の起伏に合わせて自然と話題が生まれやすい |
| ネタ系・ボケ重視 | ★★★★☆ | ボケ要素は少ないがツッコミ要素は豊富で拾いやすい |
| 考察・解説系 | ★★★☆☆ | 考察は映えるが、解説しすぎるとネタバレ懸念あり |
| スーパープレイ系 | ★☆☆☆☆ | 技術的な見せ場がなく不向き |
【まとめ】このゲーム、買い?
プレイヤー向け
『かまいたちの夜3 第二部』は、
推理ものが好きな人にとって非常におすすめできる作品です。
特に第二部は、個人的には第一部以上に物語の奥行きと広がりを感じられました。
もちろん本作からでもプレイ可能ですが、
登場人物たちの背景や関係性をより深く理解して楽しむには、
やはり第一部からプレイしておくことを強くおすすめします。
実況者向け
実況者にとっても、非常に扱いやすいタイトルです。
- 読み上げだけでも成立しやすい
- 動画時間はやや長めになるが、そのぶん作業用・雑談実況に最適
- 登場人物の個性や事件展開に対してツッコミのネタが多く転がっている
とくに実況初心者やリアクションに自信のある人には、ぴったりのタイトルといえます。
最終結論
「1よりもしっかりパワーアップした作品なので、1をプレイした人にはぜひ体験してほしい!」
本作は、プレイヤー視点でも実況者視点でも、
シリーズ作品としての魅力と進化が感じられる完成度の高い推理アドベンチャーです。
1→2→3と物語が連続しながら深まっていく構造も素晴らしく、
まさに金字塔シリーズの名にふさわしい一本でした。