当記事は、通貨EURUSDペアの2009年の上昇・下落の値動きについて、
- どのような節目の規定をしているのか
- 上昇(下落)率はどれほどか
- 上昇(下落)までと、上昇(下落)以降の期間の関係
を確認しているもので、それ以上でもそれ以下でもありません。
上昇・下落は、スイングレベルでトレードに値するものを主観でピックアップしています。
目次
【過去検証|EURUSD・2009年】上昇&下落局面の節目・変化率・期間構成を徹底分析!
2009年3月(上昇)
前提環境
2009年3月の上昇は、以降貼付図の通り、日足レベルで節目規定を行っているため、先に1つ上の週足で前提環境を確認すると、2008年11月頃の安値を下抜けるとダウ理論的には下落トレンドと呼べるが、現時点では高値を更新していないため上昇トレンドが終わった可能性がある、くらいの状況か。
節目の規定
青色の矢印 : トレードしたい値動き
実線と点線 : 節目ライン
日足で切り下げのラインを規定していると考えられる。
3度ラインを試すも、実体高値が実線部分で抑えつけられた後、4回目で実線・点線を上抜ける陽線を形成して上昇している。
上昇(下落)率
切り下げラインからの売られ方を見ると、
- 1回目は下落率-4.66%
- 2回目は下落率-4.29%
- 3回目は下落率-4.12%
と売られ方が弱くなっている。
上昇の伸びは上昇起点から+10.09%。
期間の関係
- 上昇までに42日
- 上昇期間は8日
レンジで溜めた期間の約20%の期間で上昇が完了。
2009年3月~2009年6月(上昇)
前提環境
2009年3月~2009年6月の上昇は、以降貼付図の通り、日足レベルで節目規定を行っているため、先に1つ上の週足で前提環境を確認すると、安値を更新せずに再び20EMAを上抜けしたため、下落トレンドにならず、上昇トレンドの復帰を試すような展開、と考えられる。
節目の規定
青色の矢印 : トレードしたい値動き
実線と点線 : 節目ライン
矢印を2つ記載しているのは、見方としては下落を取るためのライン規定という見方も出来るため。
下落を取るためのライン規定であれば、水平線を規定し、下抜けと共に続落したものの、持続せずに反転している。
ラインでトレードするなら、一度負けて様子見に転じた後に、別のライン規定、すなわち上昇の準備としての日足での切り下げライン規定が見つかる。
4度ラインを試すも、実体高値が実線部分で抑えつけられた後、5回目で実線・点線を上抜ける陽線を形成して上昇している。
上昇(下落)率
切り下げラインからの売られ方を見ると、
- 1回目は下落率-4.54%
- 2回目は下落率-3.63%
- 3回目は下落率-3.68%
と2回目、3回目はほとんど同じだが、1回目と比べると下落が弱くなっている。
上昇の伸びは上昇起点から+11.28%。
期間の関係
- 上昇までに41日
- 上昇期間は34日
レンジで溜めた期間の約82%の期間で上昇が完了。
2009年6月~2009年12月(上昇)
前提環境
2009年6月~2009年12月の上昇は、以降貼付図の通り、週足レベルで節目規定を行っていると考えられる(※)。そのため先に1つ上の月足で前提環境を確認すると、上昇トレンドの最中で、押し目をつけたものの、高値を更新すればトレンドの継続、と言える相場環境。
(※)一番意識されているような値動きに見えたため週足でのライン規定と判断しましたが、あまり有力なライン規定が見つからなかった印象です。他にご意見あれば教えてください。
節目の規定
青色の矢印 : トレードしたい値動き
実線と点線 : 節目ライン
週足で水平線を規定していると考えられる。
3度~4度ラインを試すも、調整下落の起点となった陰線の実体高値を切り上げることが出来なかったが、7月に入って初めて陽線で実体を切り上げた。その後も、実線と点線の間で上下しつつも、実体で実線を下抜けることはなく、最終的には点線を実体で上抜けて上昇が開始した。
上昇(下落)率
切り下げラインからの売られ方を見ると、
- 1回目は下落率-4.12%
- 2回目は下落率-2.6%
と売られ方が弱くなっている。
上昇の伸びは上昇起点から+9.49%。
期間の関係
- 上昇までに98日
- 上昇期間は84日
レンジで溜めた期間の約85%の期間で上昇が完了。
まとめ
2009年の上昇を確認して、気づいた事を箇条書きにする。
- 非常に効率の悪い下落が、そのまま切り下げラインの規定に繋がった。
- 水平線・切り下げライン共に3度以上試されて規定されている。
- 横移動するようなレンジで、水平線のラインを規定。
- 実線~点線の間にローソク足の実体が留まるうちは、レンジが継続する可能性があり、その中でのローソク足の推移を注視する必要がある。2009年6月~2009年12月のケースでは、レンジ継続の中で実体ラインの下抜けを試したが、下抜けることなく下げ止まったため、結果として上昇に繋がった。
- 上昇率は10%前後
- 1度目の上昇期間は、レンジ期間に対してかなり短く(20%)、2度目、3度目の上昇期間はレンジ期間に近い(82%、85%)。2009年の上昇は一連の上昇であることを考えると、2009年だけではサンプルが少ないが、何かしらの規則を秘めている可能性がある。
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