当記事は、GOLDの2024年11月18週の値動きに類似する過去の値動きを集めたものです。
目次
【ローソク足検証】週足20EMA接地の陰線から陽線に切り返した後の値動きパターン|GOLDで過去事例を分析
本記事で取り上げるローソク足
週足
水色線:20EMA
紫線:200EMA
明らかな上昇トレンドの最中に下落し、週足が20EMAに実体を接地するように落ちてきた形で2024年11月11日週のGOLDは確定しました。
しかし、続く2024年11月18日週は打って変わって、前週の陰線の実体を切り上げる形の陽線で確定。
特徴的な値動きなので、似たような値動きが無いかをGOLDの過去チャートから集めてみました。
日足
トレンドラインを割った後、一度20EMA(水色線)を下抜けたが、先週は一気に反発上昇に至っている状況。
サンプル1:2023年2月
週足
青マーカーの陽線が、似たプライスアクションとして抽出したもの
レンジの範疇のため前提環境が異なるが、プライスアクションだけで見るなら、かなり冒頭のGOLDに似ている。
結果的に翌週は短期調整を作るも、その週中に買い上げられて下髭を形成し、以降上昇に至っている。
日足
陽線を形成した翌週は、月曜~火曜といきなり強い下落が入って20EMA(水色線)を下抜けている。
しかし、安値付近で水曜日に下げ止まると、木曜~金曜にかけて一気に買い上げられ日足でのダブルボトムを形成し、以降強い上昇に繋がっている。
以降の値動きで特徴的なのは、一度下抜けた日足のトレンドライン(青線)を再び試すような上昇の値動きになったこと。
4時間足
特段のコメントなし。
サンプル2:2020年3月
週足
青マーカーの陽線が、似たプライスアクションとして抽出したもの
前提環境としては本記事で取り上げるローソク足に一番似ていて、週足レベルでの強い上昇トレンド中に発生。
このケースでは翌週に下落を形成し、その週中には陽線に転じなかったが、下髭を形成して翌々週以降に上昇に至っている。
日足
日足のトレンドラインを割って大きな下落を作った後、一気に買い上げられた点はこれまでのチャートと同じ。
当ケースでは週足で実体を切り上げる陽線を形成した段階で、トレンドラインの裏側にタッチする値位置に到達しており、翌週以降はトレンドラインがレジスタンスに転じる形で下落するも、日足20EMA(水色線)で買い支えられて続伸している。
4時間足
特段のコメントなし。
サンプル3:2012年11月
週足
青マーカーの陽線が、似たプライスアクションとして抽出したもの
サンプル3は、後に大きな下落に至ったパターン。
サンプル1と同様で、レンジの範疇に属する中で発生している。
翌週売りが優勢となり陰線を形成するが、翌々週には高値を更新する陽線を形成。
しかし、この時の高値で頭打ちとなり、下落に至っている。
日足
長い間レンジを形成している相場のため、日足のトレンドラインは無関係の値動き。
何か目安になるようなラインは見当たらず、最後まで観察すると、日足の切り上げライン(青)を規定するも、上抜けることなく下落に至ったように見える。
4時間足
特段のコメントなし。
サンプル4:2009年7月
週足
青マーカーの陽線が、似たプライスアクションとして抽出したもの
サンプル1、3と同様で、レンジの範疇に属する中で発生している。
陽線を形成した翌週は、そのまま続伸して陽線をつけるが、翌々週に20EMA(水色線)を試すような短期調整が入っている。
以降多少の揉み合いはあるも、最終的には大きな上昇トレンドが発生している。
日足
サンプル4も、サンプル3と似ている。
すなわち、最後まで観察すると、逆三尊を形成し、ネックラインを規定している。
サンプル3と異なるのは、サンプル4の場合は、このネックラインを上抜けたことで逆三尊が成立して大きな上昇に至った点。
4時間足
特段のコメントなし。
まとめ
サンプルは少ないものの、今回取り上げたパターンで気づいたことをまとめてみる。
- 必ず翌週以降に高値を更新している
- 翌週、翌々週には日足で20EMAを下抜けるような短期的な調整が発生するが、そこが安値となり、以降高値を更新するような上昇に至ること
- 日足トレンドラインが真上にある場合、当該ラインと絡んだ値動きになりやすい(サンプル1,2)
以上、基本的には続伸可能性の高いプライスアクションのため、続伸が期待できることがサンプルからは読み取れる。
とはいえ、短期的な下落調整が来ることも読み取れるため、週初から買っていくのではなく、しっかり日足レベルの下落調整を待って買いを狙っていきたいと思いました。
以上。













